社会福祉法人 きらくえん

兵庫県下の特別養護老人ホーム。多岐にわたる在宅福祉サービスを併設した総合高齢者福祉施設を運営。

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きらくえん4半世紀のあゆみととりくみ、そして全国の福祉職の皆さんへのメッセージ
認知症のグループホーム 「いなの家」と「竹原野」
けま喜楽苑には認知症の方々のグループホーム「いなの家」が併設されており、9人ずつのユニットが2つあります。入居後1ヵ月ぐらいで18人の認知症の方々すべてに、一般的には問題行動と言われる周辺症状がほとんどなくなりました。
また、自治会があり、2004年10月に京都で行われた世界アルツハイマー病協会主催の国際学会で認知症の方々自身が自治会の様子を発表しました。そこで研究者の方々から北欧のグループホームにも自治会はない。ひょっとすれば、認知症のグループホームでは世界でただひとつの自治会ではないかと言われ、逆に驚きました。認知症であっても職員の細やかなサポートにより地域との関係づくりや自分のターミナル期の希望など、自治会の話し合いで引
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き出せるものは結構あります。また、「自分たちの生活は自分たちで決める」を合言葉に、食事づくり、洗濯、掃除など、できることは時間がかかってもご自分でしていただく。ユニセフへの募金、自然災害にあった地域への救援募金などにも参加してもらう。などにもとりくんでいます。認知症になっても、ご自分の力でちゃんと生活できているという自信をもってもらう、社会貢献にも関わり「ひとさまの役にもたっている、すばらしいですね」と励ますことによって、誇りをもって明るく生きていってほしいと願っているのです。 2006年9月には自治会活動が読売認知症ケア賞奨励賞を受賞し、入居者の方々が札幌での受賞式に参加し壇上で挨拶を述べられ、満場を驚かせたという出来事もありました。  2005年4月には、いくの喜楽苑にも認知症の方々のグループホーム「竹原野」が併設されました。生野町の町並みに合った平屋建ての和風の建物です。畳の部屋や囲炉裏もあります。入居者は生野町の人たちがほとんどで、幼かった頃の互いの思い出話に沸いています。食事も3食ともご自分たちで作っています。

このような経験の中から、私たちは、特養やグループホームは一方的にケアを受ける場ではなくて、むしろ1人ひとりの生活をもう一度とり戻し再編する場にもなるのだと感じています
介護労働も大きく変わりました。基本的には特養もグループホームもユニットごとに職員を配置していますので、動線も短かくゆったりとした介護ができます。入居者もいつも近くに職員がいるので、コールもほとんど必要なく、ほんとうに穏やかな住まい方ができるようになりました。
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