社会福祉法人 きらくえん

法人について

法人理念

私たちが目指すもの

社会福祉法人きらくえんの開設にあたり、私たちが掲げた理念は「ノーマライゼーション」です。どんなに重い障がいがあっても、すべての人が「地域の中で一人の生活者としての暮らしを築く」ことを実現するために定めました。さらに、この法人理念を具体化するための運営方針を「人権を守る」「民主的運営」としました。ハード(生活空間・環境)、ソフト(ケア)の両面において入居者・利用者の「人権を守る」とともに、自分の人権が守られずして他人の人権は守れない、との観点から職員の人権を守ることも意味しています。

また、福祉事業は公共的な仕事であることから、地域の社会資源として地域に根ざし、地域と共に、との思いを込め、地域に開かれた「民主的運営」を2つ目の方針としました。また、職場での会議が大切にされ、職員の良い意見がどんどん取り上げられる、やりがいある職場にしたいという願いも込めています。

これからも、すべてを「つなぐ」存在として

創立以降約40年間、尼崎市、芦屋市、朝来市、神戸市、三田市(在宅福祉サービスのみ)において特別養護老人ホームを中心に、ケアハウスやグループホームなど、多岐にわたる在宅福祉サービスを提供しています。

そのほかにも制度外の生活支援型グループハウスや、公営住宅において365日24時間の地域見守り事業などを運営しています。すべての施設で入居者やそのご家族、近隣の方々など多くの人が集えるよう、特養ホームには地域交流スペースを設けました。また、多彩な個展が開かれるギャラリー、喫茶店、本格的なバーなどを配しています。

今後も「命」「暮らし」「人と人、地域」、そして「世代」を、さらには「文化・芸術」「自然と歴史」「世紀」をつなぐ存在として歩み続けていきたいと思っています。また「KOBE須磨きらくえん」では、子ども・若者・シニア・障がいのある人、すべての人々が交流できる多世代共生の場づくりを進めています。