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先輩インタビューInterview

ノーマライゼーションのまなざしは、
職員の家族にも向けられています。

  • 看護師
  • 2023年4月入職 H.A
  • 看護学校卒業
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人としていちばん大事なことを、職員全員が守っている。

よりよい看護のため、看護師同士で切磋琢磨に努めています。

自施設には、9人の看護師が在籍しています。特養ホームとショートステイ、そしてデイサービスの担当に分かれており、私は特養ホームとショートステイの方を担当。ご利用者の日々の健康管理をはじめ、傷や褥瘡の処置などを行うほか、急変時・看取りの対応、医師がこられた時の往診補助などが主な仕事です。きらくえんに入職する前は、病院や保育園、有料老人ホームで看護師をしていました。臨床の現場から離れてから長くなりますが、受診介助中の医師の言葉を調べたり、一緒に働く看護師に聞いたりして、知識や情報を常にアップデート。外部研修で得た情報も看護師仲間と共有し、みんなで一緒にレベルアップを図っています。また、法人内の他施設の看護師とも、メールを通じて困りごとの相談や事例共有が気軽にできる間柄。同じ施設内では感じることのない新鮮な刺激を受けています。

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同僚の普段の対応から、ご利用者への思いが垣間見れる。

きらくえんで働けてよかったと思うのは、ご利用者を大切にしている介護職員の言葉掛けや姿勢に接した時です。ご利用者に対しても、職員同士でも、なにげない会話をしている時でも皆、言葉遣いが丁寧。しかも「お客様に接する態度」ではなく、「一人の人」として大切にしている対応です。看護師としていろいろな職場を見てきましたが、ここまでご利用者を大切に思っているところはないと思います。「ノーマライゼーションの実践」という理念を実践し、人としていちばん大事な部分を職員全員が守っているところは、一緒に働きながらも(すごいな)と感じます。

なにげない優しさを、ご利用者だけでなく、仕事仲間にも。

子どもか、仕事か選択する場面で、気兼ねなく子どもを選ばせてくれる。

きらくえんに入職したのは、きらくえんで働いているママ友からの誘いがきっかけでした。当時私は、子どもの保育園の父母関係に悩み、仕事をお休みしていました。家での引きこもり生活を続け(このままじゃダメだ)と考え始めた頃、軽い雰囲気で「一緒に働いてみない?」と誘われたことで、社会復帰へのリハビリがてら行ってみようと思いました。働いてみるととても明るい職場で、自分にとっても、家族にとってもいい環境です。子どもの発熱などでお休みをお願いしたい日に、申し訳なさで緊張しながら電話をすると、部長に「うん、いいよ~」と軽い調子で返事をもらいました。休む方が辛い気持ちにならないように気を配ってくれる優しさをご利用者だけでなく、同じ仕事仲間にも向けてくれます。

長女の不登校も、居場所をつくって救ってくれた。

2年前、長女が不登校になりました。コロナに感染し、療養期間が明けないまま夏休みに突入。2学期はほとんど家から出なくなったのです。励ましたり、なだめたり、ときには叱っても全然手応えがない……。そんな状況を話したところ、ある先輩が自分のお子さんも不登校で悩んだ時期があったと教えていただき、不登校に悩む親が自分だけではないと救われた気持ちになりました。さらには「(娘をきらくえんに)連れてきたら?」とも。最初は嫌々ついてきた娘も、ご利用者や職員と少しずつ挨拶を交わすようになり、家族以外の人と触れ合える場ができ、親としてもうれしかったです。ときには、困っているご利用者を職員のところまで娘が連れてくることもありました。その後、不登校児の居場所づくりの拠点を広げるNPO法人と連携し、自施設を不登校児の居場所として登録。正式に不登校児が過ごせる場所を作っていただきました。子どもたちが「オルカ」と名付けたその場所があったおかげで、現在長女は休まず学校に行けています。地域の中で、誰もが自分らしく過ごせる環境をつくる。その眼差しは、職員の家族に向けても同じなのだと、感謝してもしきれないくらいです。定年まできらくえんで楽しく働き続けて、「あの時は大変だったなぁ」って笑い合える日を迎えるのが、今の私の目標です。

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生活のすべてのシーンで、人の気持ちを大切にできる人。

一般的な介護の現場は慢性的な人手不足ですので、どんな人でも大歓迎だと思います。ただ、体を起こしたり、排泄の世話をしたりといった「直接介護」だけが介護ではありません。
きらくえんは、あくまでご利用者の「生活の場」です。お掃除や洗濯、食事の準備や繕い物などなど、人が生活の中で行うすべてのシーンが、きらくえんでの仕事につながります。その一つひとつにおいて人の気持ちを大切にできる人でなければ、きらくえんの理念には沿わないかもしれません。

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